空気の美味しい季節。
何気なく声を掛けていただいたクロッキー会の方たちと、珍しくお茶した。
長い会のようだとは思っていたけれど、
「私が18歳のときに始めて、いま60歳~。」うわぁ、そこまでとは!
「私は昨日搬入で」「○○さんは今日オープニングで来られないって」
「いま△△さんのグループ展京橋でやってるよ」 和気藹々。
油絵だったり、彫刻だったり、分野はいろいろだけど、何か共通するものがある。
作品を作ることが至極普通のことで、自然にやっている人たち。
各々が自然にやっているから、他人に対しても穏やかなオープンマインド。
その中にいると、本当に心が楽。
ここにいていいよと許されている感じ、というか、ね。
そのあと私は、京王プラザホテルの棚町宜弘さんの個展へ。お久しぶりで~す。
幅5メートル40の大作から、小品まで。いつも緻密で綺麗な色遣いの絵を描かれる。
うわぁ、しかし今回の大作、構成もタッチの緩急も柔らかくて渋い色で、いいなぁ。
結構粗い絵の具を流したり、紙を貼り込んだりの技法的な挑戦も、自然に活きて。
凄いな、いいな。私も頑張りたい。
緻密な大作を観ると、自分の中にある無意識の、
(これ位でなければならない=これ位でいいや)という抑制・箍が外れる感じがする。
ああ、もっともっと手を掛けて、たくさんのものを詰め込んでいいんだった。
ことを大げさに構えて、行動する前にビビらなくても、いいんだった。
すごいな、自分はまだ足りないなとも思うんだけど、
むしろ逆に、違う部分で楽になる、狭く囚われていたものから解放される、ような。
観てきて良かった。
やっぱり人と絵に会うと、刺激も優しさも真摯さも貰えて、生き返る気がする。
五月の空気はなんて美味しい。





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