2012/01/01

普通な元日。

祖母の喪中につき、新年のご挨拶は失礼させていただきます。

喪中は祝い事をせずに、おとなしく静かに過ごしましょう、という。
毎年我ながら何をこんなに苦しんで(楽しんで)いるんだろうという年賀状作りがなく、
おせちの準備もない、絵描いて燃え尽きているうちに年末になって新年になって、
大人しーく除夜の鐘を聞いて、それから~、え~、
大人しく過ごすって、一体どうすればいい?

深夜に皓々とした蛍光灯の下で、画室を片付けて、
トリプルHのARBカバーCDをじゃかじゃか聞きながら、
ぼんやり下絵を見ながら考え直して、全然新年らしくなく普通にしていた。・・・。
 
ものすごく新鮮!ふつう!!おとついとおんなじ!普通だってことがとくべつ!!!
私は何にざわざわ喜んでいるんだろう。
でもこれが本当に幸せかもしれない。ものすごく。

 
ここ数年は今まで自分が知らずに来た面が、どっと押し寄せて、
どんな大変なことでも、知ることが出来てよかった。まとめて勉強した年でした。
今まで見えなかったことが見えるようになった。
壮絶なことも含めて、人生ってすごいな。
全身で味わったあと、ようやく離れて語れるようになってきた。
面白いかも、しれない。

そんな、普通で静かな元日でした。良い年でありますように。
本年も宜しくお願いします。

2011/12/14

さんぽ仲間。

わんこのしつけネタが、ほったらかしになっていますが。話せば長すぎてー。
今日は、写真でかるーくね。

わんこの散歩に行くようになって、その日の天気、季節、時間、それぞれに、
空や木ってこんなに綺麗だったかと思う。
Susuki_3

私は空や光に夢中。わんこは匂いを嗅ぐのに夢中。
お互い毎日飽きずに、各々勝手に遊んでいられます。気の置けない仲間だな。


あんなにエンドレスで匂いを嗅ぐのが面白いってのは、
彼らにとって、匂いは私達の視覚よりも鮮やかに「見える」情報だったりするのかも?
「この草を昨日ナメクジが通って、下に今朝ゴミムシ、その下の土に今ミミズがいる、
その上を2時間以内に、僕と同じくらいの年の、太り気味のコーギー男が通った。」
匂いは過去まで重ねて見えそうで、面白そうだね。
Kota_2
 
私達は明日に向かっているのか、明後日のほうを向いてしまっているのか?
ねぇ、こたろう!  
・・・・・・。

  
Star_3

一番星みぃつけた!暗くなる前に帰ろ!

2011/12/04

パープルリボンに気が付いて。

バスに乗ったら、女性に対する暴力根絶運動、パープルリボンのラッピングバスが走るぞーというチラシを見つけた。降りるときに一枚貰って来ただ!
Purpleribbon
しかし、結婚したことがある女性の33.2%が暴力を受けたことがあるの!?
 
 
へーぇ。こんなに女性への暴力根絶が言われるようになってきたのねー!
乳がん撲滅のピンクリボンは知ってたけど、パープルリボンは最近知りました。
パープルリボンプロジェクトについてはこちら

私はついここ数年まで、お気楽で、ろくに何も知らなくて。
虐待やDVやモラルハラスメントなんて、
滅多にない、TVや小説の中の遠い話だと思っていたのだ。
実際にこの目で見るまで、・・・いや。目の前で起こっていたのに、気付いてなかった。

肉体的な暴力だけでなく、教育や常識の仮面を被った密かな八つ当たりや妬みは、
「傷つけようとしている」ことさえ、加害者も被害者も見ないようにしているから。
なんだろう?おかしいような?と心のどこかで思っても、かなり長い間、
まさかそんな恐ろしいことが、日常に、身近なあの人に。
起こっているとは思いもよらずにいた。

繰り返され、誰にも言えずに、自分を責めるような気で、
恐ろしい思いをしている人や子供がいる。
そして子供の頃、堪え続けたその苦しみを、次の世代に伝えてしまう大人がいる。
見えるようになってみると、実はものすごい確率で、至る所に、暴力はある。
 
 
それが異常なことだと気が付いて、
逃げられるのだと気が付いて、
自分が悪いのではないと気が付いて、
自分も相手も、尊重されねばならないと、気が付いて。
こんな運動からでも、今辛い人か、・・・もし自分で気が付くのが難しければ、
周りにいる人が、気付いて何かと話題にして、対応に繋げて貰えたらいいな。

紫リボン、バッグにつけて歩こ。
ピンや本買うのも寄付になるそうだけど、あえて自作紫リボンもいいかも。
この問題は、お金よりも、「本人に気付かせる」エンパワーメントの問題だから、
寄付ではなくリボンで広く、啓発という方法が、ぴったり合っていると思う。
でも、私は知りたいし、やっぱり支援もしたいから、本もピンも欲しいな。

「あなたは悪くない」と思う人間が、世の中には結構いると、見つけられるように。
たとえその人の大切な親や配偶者が、決してそう言ってくれなかったとしても。
一人の意見、今までの過去だけで、未来も世界も同じだと思う必要はない。
親も夫も妻も子供も、友人もまだ会ったことのない人も、そして自分も、
それぞれ違うことを思って良いのだと、
だから別の見方も、希望もあるのだと、気が付いて。
 
 
子供の頃、大きな痣のことを、不自然に言い訳していた内気な友人が、
数十年を経て、周囲の人を傷つける大人に変わってしまったのを、
そのことで誰より本人が苦しんでいるのを、最近、この年齢になって、知った。
けれど、元被害者だったことを、新たな暴力の理由には、絶対にできないんだ。
かわいそうな人だからと、子供や配偶者が耐えることで状況は悪くなる。
許してはいけない。耐えてはいけない。
彼らが、本当に自分と相手を大切に出来るようになる為に。
それだけが本当の救いだから。
 
 
暴力根絶のこんな運動が、人目に触れる機会が増えて、
被害者は耐えないように、加害者は正当化できないように、いくらかでもなれば。
加害者の抑えられない苦しみ、傷ついた過去、彼ら自身の呪縛から、
加害者をも、むしろ守ることになるのではないか。
簡単ではないことだけれど、私はそう思います。

2011/11/19

お願いという命令(わんこが来た1)。

もうちょっと、規則正しい生活も、運動も、した方が良いかな、とも思うし。
忙しくはなるだろうけど、何かを、変えてみようと思ったのだ。

というわけで。

わんこを里親募集で譲っていただきました!!
こたろう!!!3歳!!!
Koaro1

わんこの3歳は人間の28歳くらい。オッサンみたいなのが来るかと思ってたら、
かーわーいーくーてー!びっくりしたぁ。
こんな夢見る少女漫画のような目をした動物がいるのか!!
宮崎あおいに似ている?!


きっと知らない家に貰われて来て、ショックを受けるだろうな~。と思っていたら、
初対面からいきなり誰にも愛想良く、行儀良く、無駄吠えせず、
静かに両手を合わせて「お願い。」と散歩に行きたいのを知らせる。
夜も静かに眠る。うーわー。なんていい子なの。
一人一人のすること、話し方、全てをじっ・・・と観察している。
かーわーいーいーねー!!賢いねー!!いい子ねー!よしよし!と褒めまくった。

翌日・・・、朝焼けの中、散歩に行って、なんて気持ちよいのだろ。
また「お願い。」と両手を合わせて、
次から次へとして欲しいことを実に上手に人間に伝える、
ご飯、散歩、おもちゃ・・・?・・・???明るくかわいくすごくいい子だけど、何か変だ。
コミュニケーションが、向こうから投げかけられるばかり。
自分がして欲しいことをしてもらい終わると、突然目から表情が消える。
こちらが褒めても撫でても、笑いかけても遊ぼうとしても、もう用はない。
「下がりゃ。」  胸が凍るようなまなざし。
何?これは?まだなついてないから?元のおうちが恋しくなった?
にしては要求ははっきりと伝えるんだ?

イルカや犬のトレーナーは、行動分析学の、強化の原理を使うそうで。
ジャンプする、回る、など、させたい行動を偶然したときに、
コマンドと同時にご褒美や褒め言葉を与えて、その行動を強化する。
望ましくない行動をとったときには、
席を立つ、目を合わさない、無視する、などコミュニケーションを遮断する。
これは「エサで釣っている」というより、むしろ、こちらが何を言いたいのかを、
動物と「話せる」ようにする、ということだそう。

そして、犬に対して人間がリーダーだと示すためには、
「人間から命じたことに応えた場合にのみ愛情を注ぎ、犬の要求は無視する」と。
・・・これは。
こたろうのこのかわいらしい「お願い。」と手のひらを返すような「無視。」は。
犬による、人間への「命令」「しつけ」?!
「朕は、ジャーキーをくれと言っておる。今は遊べとは命じておらぬ。
そなた達が朕に向かって遊べとは無礼であろう!」

犬は人間と出会う前、犬社会の時代からの、天然の行動分析学者、サラブレッドだ。
私たち家族は、たった一日の態度を観察されて、翌日には、
こたろうをリーダーとする新たな群れの下僕としての、「しつけ」が始まったのだ!

新しい家に来るなり、自分の地位を築き上げようとして、一生懸命頑張っているんだ。
このスピード、エネルギー、一見かわいくて角が立たない、天晴れな生存戦略。

Kotaro2_2
 
「ジャーキーをくれたら、微笑んであげるよ?くれないなら尻尾も振ってやらないよ。」

・・・だけど、その手に乗るには、あまりにも。
 
 
お前は太りすぎている!
Kotaro4

飼い主が変わった、今がダイエットのチャンスなのでね。
散歩と遊びは充分してあげる。
体重管理用フード+人間の食べ物はダメ+おやつなし、は、しばらく譲らないよ。

人間と犬との、しつけ合戦が始まった!
(つづく・・・たぶん。)


(後日追記・1週間ダイエットして、8キロになり、少しすっきりしてきたので、
獣医さんに相談して、「太り気味・・・だけど。まぁ大丈夫。」とのこと。
普通のフード+人間の食べ物はダメ+おやつ何かのご褒美として、に緩和しました。)

2011/11/05

予感。

ちょっとご無沙汰しておりましたー。

日展の審査結果は落選。
なのだけど、今回の絵は、入選するのと同じくらい、描けて嬉しかった絵だった。
搬入してしまったら満足して、意外とけろりとしてました。と、思えることも嬉しかった。
と言ってたんだけど、昨日絵が帰ってきてみると、うん。

確かに弱い、足らんな、これでは伝わらんよ、世界を描ききれていない、悔しい。
 
 
次回この技法を少し変えて使っちゃろうとか、いろいろ思うところがある。
まだまだ研究不足、はい、そのとーり。
とにかくやろう。もっと、ばかすか経験しなければ。
でも何かわくわくと。楽しい希望に満ちている。
きっと気持ちを入れられる。きっと世界観を表現できる。予感がするんだ。

描いてみたいネタがいろいろありすぎて、
もやもやと水彩で描いてもやもやと妄想して、小説読んで庭の芝を刈って。
うーん。もっと岩絵の具で実験したいから、迷っていないでたくさん描こう。
どんどんやろう。それだけのことさ。

何が出来るかな。この私に。

«池田真理子さん個展 GROWTH。

ついついった。

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